白色申告の帳簿付けについて

現在は全ての白色申告者に記帳と帳簿等の保存義務があります。
平成25年までは、記帳・帳簿等の保存制度の対象者は、
前々年分あるいは前年分の事業所得等の金額の合計額が300万円を超えた方のみでした。

しかし、平成26年1月からは白色申告をする個人事業主全員に帳簿付けと書類の保存が義務づけられています。
そのため事業所得等が300万円を超えない白色申告者でも、
帳簿付けをして、その帳簿や領収証を保存しておく必要があります。

前年分の会計結果を帳簿づけして確定申告する

個人事業の事業年度は1月1日〜12月31日までの1年間と決まっています。
この間の売上や経費を帳簿付けして、
翌年の2月15日〜3月16日の間に確定申告します。

確定申告によって、1年間の売上や経費、
それにともなう個人事業主の所得金額などを税務署へ申告します。

白色申告の帳簿付けについて

白色申告する場合には、青色申告のようにあらかじめ承認申請書を出しておく必要はありません。
税務署へ何も提出していなければ自動的に白色申告になります。

簡易帳簿などを購入して手書きで帳簿をつけることもできますが、
手書きで帳簿を付けるのは大変なので、個人事業用の会計ソフトの利用をおすすめします。

個人事業用の会計ソフトを使えば、
帳簿付けが簡単になる上に確定申告で提出する書類も自動作成することができます。

「青色申告ソフト」などという名前がついている会計ソフトでも、
白色申告での帳簿作成に対応できます。

白色申告で提出する必要書類

作成した帳簿を確定申告の際に税務署へ提出するわけではありません。
白色申告で確定申告の際に提出するものは、
「確定申告書B」と「収支内訳書」です。

日々の会計結果を記録した帳簿は、
定められた期間の間は捨てずに保存しておく義務があります。
そして、もし税務署から開示するように連絡がきた場合には、
保存していた帳簿を開示する必要があります。
作成した帳簿や領収書は、取引結果の証拠としてとっておきます。

白色申告で作成した帳簿の保存期間について

帳簿や領収書などの書類は定められた期間の間保存しておきます。
白色申告の場合、法定帳簿は7年間、その他任意で作った帳簿や領収書などの書類は5年間、
保存しておく必要があります。

帳簿の保存期間に関しては、
下記の表を参考にしてください。

帳簿・書類 保存期間
法定帳簿(収入金額や必要経費を記載した帳簿) 7年
その他に任意で作った帳簿 5年
書類(領収書や請求書など) 5年