青色申告で提出する必要書類と提出方法

確定申告書B

青色申告で提出する必要書類は「確定申告書B」と「青色申告決算書」です。
どちらもA4サイズの用紙で、確定申告書Bは2ページ、青色申告決算書は4ページで構成されています。税務署に開業届を出している場合には、確定申告時期の前に提出のための書類が送られてきます。

また、青色申告するには前提として「青色申告承認申請書」という申請書を事前に提出しておく必要があります。
この申請書は一度だしておけばOKで、青色申告をするために毎年申請書を出す必要はありません。

確定申告書B

確定申告書Bでは、第一表と第二表の2ページに必要事項を記入します。

  • 第一表 → 収入金額、所得金額、所得控除額、税金の計算、その他の控除額などを記入
  • 第二表 → 所得の内訳、所得控除の詳細、事業専従者の情報、住民税や個人事業税に関する情報などを記入

また、確定申告書を紙で提出する場合には、
「添付書類台紙」と呼ばれる部分に源泉徴収票や各種控除の関係書類を貼りつけて提出します。
源泉徴収票については貼り付けが必要ですが、
その他の書類については「提示」でも良しとされています。
医療費の領収書は、この台紙に貼らずに適当なサイズの封筒に入れて提出します。

e-taxなどで電子申告する場合には、
添付書類台紙にこれらの書類をのりづけして提出する必要はありません。

青色申告決算書

青色申告決算書では、下記の4ページに必要事項を記入します。
(65万円控除の場合)

  • 損益計算書 → 売上、経費、青色申告控除額、所得金額などを記入
  • 損益計算書の明細 → 月別売上、給料賃金、専従者給与、貸倒引当金、青色申告特別控除額を記入
  • 損益計算書の明細 → 減価償却費の計算、利子割引料の内訳、時代家賃の内訳、税理士・弁護士報酬の内訳などを記入
  • 貸借対照表 → 資産と負債、製造原価の計算などを記入

青色申告の特別控除には65万円控除と10万円控除があり、
10万円控除の場合には確定申告書Bはそのままで、
青色申告決算書は損益計算書と損益計算書の明細(減価償却費など)の2ページのみとなります。
10万円控除の場合は、月別売上や貸借対照表を記入する必要はありません。

必要書類の提出方法

これらの必要書類の提出方法は3通りあります。

  • 確定申告書類に直接記入して、税務署へ持参する
  • 同じく直接記入して、税務署へ郵送する
  • e-taxで電子申告する

e-taxで電子申告する場合には、インターネットを通じて自宅や事務所のパソコンから確定申告ができます。

ただし、e-taxを利用するには事前準備が必要です。

国税庁 – e-Tax利用前の事前準備

申告書類の仕上げ方

会計ソフトを利用していれば提出書類の大部分は自動作成されるので、
出力したデータを書き写す作業となります。

具体的には、日々の取引を現金出納帳や預金出納帳と呼ばれる補助簿に入力します。
例えば、預金に売上が振り込まれたら預金出納帳に売上の内容を入力します。
そうすれば、損益計算書の中の「売上」などの部分に自動で反映され、
売上や経費などを入力してくれればそれぞれの合計額を必要な箇所に転記してくれます。

そうして1年分の取引内容を入力していけば、
損益計算書や貸借対照表のデータが表示できるようになっています。
あとは紙面に自分で転記するか、e-Taxであればデータを転送することも可能です。